職場新聞の記事より

300万トンに期待

300万トンに期待

2017年8月28日

 鉄鋼新聞によると、「関東一円の鋼材流通特約店らは期待感も込め、固唾を呑んで東京五輪関連物件の着工動向を見守っています。
 経済産業省が発表した7~9月期の需要見通しによると、需要量に相当する粗鋼生産量は2629万トン。年率換算では1億400万トン強の水準で、鉄鋼メーカーの実生産能力からすると、ほぼフル稼働といえる状況です。
 年度下期には東京五輪関連の需要も本格的に動き出します。関連需要は少なく見積もっても300万トン規模といわれており、鉄鋼業界にとっては追い風です。製造業向けの需要にも死角は少なく、国内需要に限れば視界は良好といえそうです。