── 声をあげ行動すれば職場も政治も変えられる ──
社会人としての期待に胸ふくらませJFEスチール及びJFE関連会社に入社した新入社員のみなさん。日本共産党京浜製鉄委員会は、新たな一歩を踏み出されたみなさんに心からエールを送ります。
家族や友達と別れ不安も多いなか、生活は慣れましたか。友達はできましたか。
「18歳選挙」が実施されるなか、新入社員のみなさんは、職場でも社会においても、主権者として自覚ある生き方が求められています。
「早く仕事を覚え、一人前になりたい」
鉄鋼業は、暮らしと経済の土台を支える重要な産業です。
新入社員のみなさんは、この鉄鋼の職場で「早く仕事を覚え一人前になりたい」と強く思っていることでしょう。私たちもそのために力の限り応援したいと思います。 しかし、職場は人が少なく、先輩たちは自分の仕事だけで精一杯で、新入社員や後輩に仕事も技術も伝えられないと悩んでいます。
労働災害はアトを絶ちません。深刻なパワハラ被害も無くなりません。
新入社員のみなさんが、早く仕事を覚えて安心して働ける職場にするためには、ゆとりある要員を配置し、作業基準書を守って作業ができる職場にすることが大切です。 職場にはさまざまな要求がありますが、青年労働者のもっとも関心が高いのは賃金です。
19年度の賃上げはわずか1500円です。
職場から「儲かっているときくらい、出してほしい」という声が上がるのは当然です。
職場のこと、政治や社会の出来事を、自分の問題に引き寄せて考えてみよう
新入社員のみなさんは、消費税10%増税、格差と貧困、憲法9条改憲、辺野古の海への土砂投入、公文書の改ざん、データーのねつ造など、ウソと隠ぺいの政治の横行など、政治や社会について、もっと知りたいと思っているのではないでしょうか。
同時に、政治や選挙に「あまり関心ない・興味ない」という声もあります。
しかし、政治や社会の出来事のすべてが、私たちの生活と深くかかわっています。
職場のこと、政治や社会の出来事を、自分の問題として引き寄せて考えることが大切なのではないでしょうか。
そのためには、何でも話せる職場をつくることが大切です。
若者が動けば、政治は変わる
「18歳選挙権」が3年前から始まるなか、多くの若者が、格差と貧困、ブラックな働き方、差別や人権侵害など、日本が抱える深刻な問題に目を向け、解決するために立ち上がっています。
いま私たち国民が、主権者として声をあげ、選挙権を行使すれば、政治を変え、願いがかなう時代に生きています。
新入社員のみなさんの願いを実現する絶好の機会が、統一地方選挙と7月の参議院選挙です。
二つの選挙は、生活に重くのしかかる消費税10%増税をストップさせ、安倍暴走政治に審判を下すチャンスです。
若者が動けば、政治は変わります。
日本共産党は、新入社員のみなさんといっしょに、職場内外の要求実現に力をつくすと共に、日本と世界のあり方について、考えていきたいと思います。
職場でも寮でも、仲間と大いに語り合い、豊かで充実した人生を共に歩みましょう。