11月5日16時、那覇空港から外に出ると、翁長雄志(おなが・たけし)候補と仲井真弘多(なかいま・ひろかず)候補のポスターが目に入ります。
宿泊場所は一軒家で、ここから後援会に通い、投票日まで応援することになりました。
沖縄の苗字は読むのが難しく、仮名をつけてもらい対応しました。
話し方は方言でなく普通に話せたので、「翁長さんを応援して下さい」というと「オール沖縄の翁長さんね、もう基地はいらないから頑張ってね、家族全員で応援しているから」との返事や「建白書」のことを知っているらしく「仲井真は公約違反の裏切り者、金で沖縄は売らない」という人もいました。
後援会事務所も人が集まり、ベトナム旅行から帰って来たという女性(以前生活相談にのった方)が土産を持って入ってきて「ベトナムで『赤旗』を見て驚いたよ」と話しました。次の日この女性は、小さな子供を連れ「私にもなにか手伝いできることある?基地はいやだから」と来所したので全戸配布を頼みました。
選挙戦の後半になり、Vロード作戦が始まりました。
翁長候補のオール沖縄後援会は、参加者が翁長のノボリを持ち、2~3㌔㍍の道路の両側で手振りを行いました。車の人は、手を振ったり、クラクションを鳴らして応えてくれました。ノボリを持って歩く人の姿を見ると、天下分け目の戦いになっているのだなーと感じました。
期間中の電話や街の反応を見ていると翁長さんの勝利が確信できました。
投票日の帰途、那覇空港に到着したら、早くも「翁長当確」のニュースが流れていました。
11日間の応援でしたが沖縄県民が「基地の県内移設でなく、撤去したい」との思いを強く感じた選挙戦でした。
(関原典記)
職場新聞の記事より
沖縄知事選の応援に行ってきました
2014年11月30日