職場新聞の記事より

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2021年1月10日

 年賀あかべこ

 

 日頃からの職場新聞のご愛読、ご支援に心から感謝申しあげます。
 昨年3月27日、新型コロナの感染拡大の不安が広がる中、労働者とその家族の人生を翻弄する「高炉休止」が突然発表されました。 改めて抗議するものです。
 加えて、21年度は粗鋼生産も回復し黒字を見込んでいながら、高炉休止を半年も前倒しするなど、許されません。
 年明けから実施される個別面談では、会社の圧力に屈せず、勇気を出して、自分の気持ちを正直に伝えることが大事です。
 「自助・共助・公助」を理念に発足した菅政権は、安倍前政権を上回る危険で有害な姿をあらわにしています。
 新型コロナ対応では、積極的なPCR検査戦力をもたず、感染を広げる「Go To」事業に無責任にしがみつき国民は自分で感染から身を守れ、営業も雇用も自力でやれと冷酷な「自己責任」を押し付けています。
 学術会議への人事介入は、その最悪のあらわれです。意に沿わない科学者を、理由も示さないままの任命拒否は、すべての国民にとって危険で重大な問題です。
 職場も社会・政治も大激動の時代に、職場新聞の役割をいっそう自覚し「職場に笑いと話題、励ましと感動を」届けるために、編集委員一同がんばる決意です。
 諦めず声をあげれば職場も政治も変えられます。
 来るべき総選挙では、市民と野党の共闘を発展させ、政権交代を実現し、野党連合政権を樹立しましょう。