デュポン社による安全診断結果では、とりわけ問題なのは管理者を含め「すべての災害は防ぐことができる」という信念を持っている人が少なく、多くが「ほぼ防げる」程度としか考えていない点であるとしています。
この指摘を受け、会社は、新たな視点での安全活動を展開し、「世界で最も安全と感じられる会社」をめざすとしています。
昨年1月11日、東日本製鉄所・千葉地区で「腐食した床が抜けて墜落、休業見込未定」というなんとも痛ましい災害が発生しました。 この災害の原因は「地区内各所での腐食が加速化していることもあり補修が追いつかない実態である」と、昨年1月度京浜地区中安での五十嵐京浜労組委員長(当時)が指摘していますが、最大の問題は、会社が、コスト削減でカネをかけず不安全箇所の補修さえなおざりにし、カネのかかる安全対策は後回しにしていることではないでしょうか。
職場新聞の記事より
安全対策に金を使って
2015年1月30日