東日本大震災から五年、復興とは程遠いありさまです。
東京電力福島第一原発事故は今までに経験したことがない被害をもたらしました。
津波の避難者は復興住宅の建設も始まって少しずつ戻っていますが、原発事故の避難者は除染が進まないため帰れません。
事故を起こした原発は、汚染水が溜まり続け、溶け落ちた核燃料の取りだしの見通しもありません。
なのに安倍首相は再稼働方針を変えようとしません。
今年に入って、関西電力高浜原発(福井県)3・4号機が再稼働しましたが、9日、大津地裁は 運転停止を命じました。
原発反対の運動の盛り上がりを反映した、国民の常識にそった決定です。
もっともっと原発とは共存できないと声をあげて、原発のない日本にしましょう。
職場新聞の記事より
『あれから5年』
2016年4月1日