保育園の待機児童は、増え続けています。自治体は「少子化で子どもが減っていくから、新しい保育所は作らない」といってきました。子どもの数が減っても、子どもを抱えたお母さんたちは「生活のために」働かざるを得ません。
政府は17年度末までに50万人分の「受け皿」確保を目標にかかげますが、それには、7万人以上の保育士が必要です。「潜在保育士」の数は、60万人以上だといわれていますが、保育士が確保できないのは、あまりにも待遇が悪いからです。
首相は賃金の2%アップするといいますが、全職種平均より11万円も低い月給のアップ額は4~5千円にしかなりません。
これでは、「潜在保育士」の復帰や、新しい保育士も望むように増員できません。
職場新聞の記事より
「保育園落ちた!」 首相は待機児童解消を言うが
2016年4月1日