「生活はぎりぎり」満額しかない
「ここのところ満足に賃金が上がっていないから、教育費と家のローンで生活はぎりぎり」(40歳・リーダー)
「生活はいっぱいいっぱいだ。20時間ぐらいの残業で何とかしのいでいる」
「4000円、満額とっても少なすぎる」と、組合員の要求は本当に切実です。
そのうえ、来年、消費税が10%になれば、1世帯当たり18万4000円(年)、1人当たり8万1000円もの増税で、生活はますます苦しくなるばかりです。
会社は、「JFE創立以来の危機的状況に陥る可能性がある…
基本賃金への一律的な財源投入は極めて困難」としていますが、たとえ儲けが減っても、創立以来大儲けしてため込んだ1兆9000億円(JFEHD)の内部留保を、ほんの少し取り崩せば、4000円の満額回答は可能です。
16日に回答がありました。
16年1500円
17年1000円
これでは、切り詰めた生活を改善できません。
大幅賃上げと関連労働者の賃金底上げは、労働者の生活を守るだけでなく、日本経済の成長にとっても不可欠です。