職場新聞の記事より

安全見守り実証試験 新日鉄住金

安全見守り実証試験 新日鉄住金

2016年8月5日

 鉄鋼新聞によれば、新日鉄住金は製鉄所で働く現場作業員の安全を見守る新システムの構築に乗り出しました。システム子会社と共同で約半年前から君津製鉄所など複数の製鉄所で実証試験に着手しました。
 製鉄所により異なりますが、現場作業員はセンサー内蔵型ヘルメットやスマートウオッチ、スマートフォンなどを装着します。こうした携帯端末で得た作業者の位置や心拍数、動作などの情報をインターネット上のプラットフォームに蓄積し、現場から離れた管理センターで情報を一元的に把握。データーを通じて外部から安全を見守ることで、現場作業員が一人での作業や高所作業をより安全にこなせるようにするものです。実証試験では機能検証や課題の洗い出しを進めており、2016年度内の完了を目指しています。
  これは、「安全見守り」に名をかりた、労働者監視システムではないでしょうか。