７月７日、人類史上初めて、核兵器を違法化する核兵器禁止条約が国連加盟国（１９３カ国）の３分の２にあたる１２２カ国の賛成で採択されました。
この条約は、核兵器に「悪の烙印」を押し、それを全面的に違法化するものとなりました。
条約は前文で「ヒバクシャの受け入れ難い苦しみと被害に留意する」と明記しています。
核兵器の「使用や開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵を禁止し」、使用をちらつかせて脅す・使用のイカク（核抑止力論）も禁止しています。70年来の被爆者を先頭とする、日本と世界の市民運動の画期的な成果です。
禁止条約の立場で「核を捨てろ」と国際社会が、北朝鮮に迫ってこそ核兵器開発を放棄させる力になるのではないでしょうか。
日本政府に核兵器禁止条約にサインするよう強く求めましょう。 条約にサインしないというなら、みんなの力でサインをする政府をつくりましょう。
