北朝鮮の弾道ミサイルの発射が止まりません。
それにしても政府とマスコミの騒ぎ方は異常です。
日本の上空800キロの高さで、襟裳岬の東、約2000キロ先に落下したミサイルに、Jアラームが鳴り響き、「我が国上空を通過」、「頑丈な建物や地下に避難」、「身体を伏せて頭を覆う」などと大騒ぎしていますが、ミサイルが落ちてきても建物の中にいれば助かるとでも言うのでしょうか。
職場でも「言うこと聞かない北朝鮮は潰すしかない」「どこに逃げればよいのか」などの声がありますが、戦争だけは絶対に起こしてはいけません。
いま最大の危険は、アメリカと北朝鮮の軍事的緊張がエスカレートするもとで、偶発的な事態や誤算などによって軍事衝突が引き起こされることです。
軍事衝突が起これば、真っ先に攻撃されるのは米軍基地を抱える日本と韓国です。
まして核戦争になれば、日本と韓国は壊滅的な打撃を受け、「信じられない規模での悲劇」(マティス米国防長官)が起きることは避けられません。
国連安保理決議は「追加制裁」と一体に「対話を通じた平和的解決」を呼びかけています。
どんな困難があっても、粘り強く話し合う以外に「解決」の道はありません。
職場新聞の記事より
対話以外に 解決の道なし!
2017年9月25日