職場新聞の記事より

鉄鋼業・死亡事故多発 5ヵ月で昨年と同数

鉄鋼業・死亡事故多発 5ヵ月で昨年と同数

2014年5月25日

鉄鋼新聞によると、今年に入って鉄鋼の製造現場で重大事故が相次いでいます。日本鉄鋼連盟の調べによると、同連盟会員各社で発生した重大事故(死亡事故)は5月22日時点で7件に上っており、5カ月余りで昨年1年間の発生件数に並びました。鉄鋼業の重大事故は、昨年大幅に減少したが、今年は再び多発傾向をみせています。経済産業省は「危険可能性を再確認してほしい」と警鐘を鳴らしています。

 鉄鋼連盟によると、重大事故は2011年(11件)、12年(15件)、13年(7件)。

 今年、死亡事故が製造所は高炉メーカー(2件)、普通鋼・特殊鋼電炉メーカー(4件)、合金鉄メーカー(1件)など多岐にわたっているが、全般に挟まれ事故が多い。鉄鋼連盟は会員各社に安全対策を呼びかけています。