東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から7年たった3月11日、川崎市中原区の中原平和公園で、「原発ゼロヘのカウントダウンinかわさき」集会が行われました。
集会には1100人が参加、展示や模擬店などが並び、子どもたちも楽しんでいました。
歌・踊り・和太鼓などの文化行事に続き、本集会では、学習院女子大学名誉教授で集会共同代表の川□洋一さんが「原発事故により被害を受けた人々の無念に対して私たちは原発ゼロを必ず実現する」と決意を表明しました。
福島県北農民連事務局長で生業(なりわい)訴訟原告団事務局次長の服部崇さんは、原発事故による風評被害について「風評被害という言葉だと買わない消費者が悪いように思えますが、本当に悪いのはあの事故を起こした加害者です。生産者と消費者だけの問題にしてはいけない」と話しました。
「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」幹事の三上元さんは、浜岡原発の危険性と原発のコストが高いことについて言及。「原発がテロに狙われればそれは核の地雷へと変わる。日本の国防は原発をなくさない限り成り立たない」と訴えました
三嶋健共同代表は「原発ゼロを目指して、私たちは歩き続けましょう」と呼びかけました。
集会後、参加者は元住吉のブレーメン通りを経て小杉駅までデモ行進しました。
職場新聞の記事より
カウントダウンinかわさき
2018年3月30日