職場新聞の記事より

沖縄県知事選挙  玉城デニーさん 歴史的大勝利!

沖縄県知事選挙 玉城デニーさん 歴史的大勝利!

2018年10月26日

 9月30日(日)、投開票された沖縄県知事選挙で、翁長雄志知事の遺志を継ぎ、辺野古新基地建設反対を掲げた「オール沖縄」の玉城デニーさん(前衆議院議員)が、沖縄知事選で過去最高の39万票を超える得票で、安倍政権が全面支援した佐喜真淳候補(前宜野湾市長)を8万票の大差をつけて圧勝しました。
 佐喜真陣営は「官邸主導で、権力を総動員し、公明党・創価学会を大動員し、空前の企業・団体の締め付けを行い、辺野古新基地建設の是非をいっさい語らず争点を隠し、徹底した期日前投票」を「勝利の方程式」と称して県民に襲いかかり、民意を押しつぶそうとしました。
 しかし、翁長知事が命がけで反対した新基地建設が最大の争点となり、「辺野古隠し」が通用しなくなりました。逆に、県民の強い批判と怒りを呼び起こし、県民に包囲される結果となりました。
 さらに、安倍政権丸抱えの候補を推す創価学会員に矛盾が広がり、出口調査では、公明党支持者の3割が玉城氏に投票しました。
 国政5野党・1会派がそろって「オール沖縄」に連帯して知事選をたたかい、勝利したことは、全国の市民と野党の共闘を大きく励ましています。 
 大義の旗を掲げ、そのもとに立場の違いをこえて結束し、諦めず不屈にたたかい続けるならば、どんな強圧をもはねかえすことができることを、「オール沖縄」のたたかいは教えています。
 4年前の知事選での翁長氏当選に続く玉城氏の、歴史的勝利は、「辺野古新基地ノー」が沖縄県民の揺るがぬ意思であることを明瞭に示したものです。
 安倍政権は、新基地建設の企てを直ちに中止すべきです。