職場新聞の記事より

京浜労組第56回定期大会切実な賃上げ要求の声(熱風10月号より)

京浜労組第56回定期大会切実な賃上げ要求の声(熱風10月号より)

2014年11月19日

 京浜労組の定期大会では組合員の切実な要求が取り上げられました。

clip_image001 安全衛生の取組みでは、「設備老朽化対策・安定化を確実に進め、安全な職場環境を構築していくことが重要である」との発言がありました。

 要員管理については、「フル生産の中、厳しい要員状況が続く見込みにあるが、職場を安定かつ安全にするためには、年齢構成を含め、中長期的な要員・人員の配置が必要である」と、要員不足の実態が表明されています。

 また、企業基盤強化への取組みでも、「技術技能継承・人材育成を勘案した適切な要員配置」が言われています。

 労働条件整備の取組みでは、「我々組合員の願いは景気の浮き沈みがあっても影響を受けない基本賃金であり、賃金改善への取り組みは職場組合員の総意である。ぜひ2016年春闘に向け引き続きの取り組みをお願いしたい」と、切実な賃上げ要求の声が出されています。

 賃上げは「職場組合員の総意」であると同時に、景気回復へもつながります。15年は1000円の賃上げが決まっていますが、上乗せ春闘に取り組む必要もあるのではありませんか。 

 「連合」は来春闘で、定期昇給分約2%+ベア相当分2%以上=月例賃金の4%以上の獲得をめざす、としています。

 賃上げを勝ち取り、個人消費を伸ばし、経済の好循環を実現しましょう。