大径継目無管工場の知人と久し振りに会い、仕事のことを尋ねたら「リーマンショックの時より景気が悪い」「ガソリンの値段が安くて油井管の需要が減少した」「大径・小径で月産1万8千トン位の生産能力があるのに、3千トンぐらいしか生産量がない」「この状態がこの先2年ぐらい続きそう」と話していました。
4月号の記事の中に、4月~6月、高炉大手は大幅減産。「エネルギー向け鋼管も新規受注が前年比で4割減」とありました。
別な情報としては、アメリカの「シェールガス」の生産量が低いのと、地下の固い岩盤を掘削しながら進むため、頑丈なドリルパイプの開発が必要とのこと。
生産量が少ないと、すぐに残業規制だ、他の工場に応援だ、という話になるので早く元の生産量に戻ることを期待しています。
職場新聞の記事より
生産量ガタ落ち 先行きが心配
2015年5月30日