職場新聞の記事より

鉄鋼業の労働災害‐厚労省が傾向分析・・・まさに労使一体・直協一体で災害ゼロを

鉄鋼業の労働災害‐厚労省が傾向分析・・・まさに労使一体・直協一体で災害ゼロを

2016年8月5日

 厚生労働省は、今年の鉄鋼業での死亡災害多発を受けて鉄鋼メーカーに自主点検を要請していましたが、その自主点検の分析結果を、7月15日に公表しました。(中間報告)
 災害発生率の高い事業所は
① 安全担当者に作業停止などの 権限を与えていない
② 災害原因の背景や要因を分析していない
③ 作業マニュアルの見直しを行っ ていない
といった傾向が高い、と分析しています。
 職場では、災害が後を絶ちません。
 JFEの災害発生状況(5月17日現在)は、1月の京浜でのクレーン点検中腐食箇所を踏み抜き・墜落による死亡災害1件と8件の休業災害、23件の不休災害です。まさに労使一体、直協一体の取り組みで、災害ゼロを実現しましょう。