10月27日、国連で、核兵器禁止条約の交渉開始の決議案を採択したことに、国内外で歓迎の声が広がっています。
29日付各紙は、決議案の採択に「歴史的な第1歩」(毎日)、「画期的なこと」(朝日)と高く評価しています。
しかし、驚くことに日本政府は、同決議案に反対しました。
俳優の渡辺謙さんがツイッターで、日本政府の姿勢に「核の恐ろしさを2度に渡って体験している国として本当に情けないニュースでした」とコメントしています。
日本の反核平和運動は、被爆者を先頭に、一貫して、広島、長崎の実相を訴え、核兵器の非人道性、非残虐性を告発してきました。
それなのに政府は、アメリカの恫喝に屈し、唯一の戦争被爆国の政府にあるまじき、日本国民の意思を踏みにじる態度を取っています。
厳しく批判されるべきです。