ラジカル(過激)発言で知られるトランプ氏が、来年1月20日には日本の同盟国・米国の大統領になります。
トランプ氏は日本に対して、「もっと金を出さなければ、在日米軍を撤退させる」「(核の傘がなくなったとき)日本の核武装を容認する」と発言しました。
これは、日本は「米軍に残ってもらうために、もっと金を出すべきかどうか?」という話になってきます。
選択肢は、
1、トランプ氏の求めに応じて、 米軍駐留 費用をもっと払う。
2、米軍に出ていってもらい、自 分の国は 自分で守る。
の2つしかないのでしょう。
現在、日本の防衛費はGDPの約1%、約5兆円です。
トランプ氏の要求に従って「米軍駐留費用」を増額すると、いくらかかるのでしょう。
防衛省によると、平成28年度の「在日米軍関係経費」は、75%負担で5566億円です。100%負担すると年間7421億円が必要となります。
また、在日米軍を撤退させ自主防衛すると大変な負担になります。
15年度の米国の軍事費はGDP比で3・32%。日本が米国並みの軍事費を目指せば、防衛費は年間16兆円となり、現状の5兆円+11兆円増となってしまいます。
しかし、もともと米軍基地は、日本を守るためのものではなく、米軍の戦略上の都合で置かれたものです。米軍基地撤去こそ国民の願いではありませんか。
軍事優先では人命をはじめ破壊だけです。国家間の紛争は、話し合いで解決することを最優先すべきでではないでしょうか。
職場新聞の記事より
トランプ大統領の誕生で 日本はどうなる?
2016年12月10日