日本共産党京浜製鉄委員会

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　神戸製鋼所は製品データ改ざん問題の責任をとり、社長が４月１日付けで辞任することを発表しました。
　この問題は、神戸製鋼所が、アルミニウムや銅製品の強度や寸法のデータを改ざんし、顧客と約束した仕様を満たさない状態で無断出荷していたものです。
　外部組織委員会の調査では、短期的な利益を追求する経営姿勢が、現場に「生産・納期を優先する風土」を生んだと指摘しています。　アルミ、銅事業の不正が遅くても１９７０年代から行われており、現役の執行役員２人は就任前に不正に関与していたとしています。一部製造所では不正方法を記したマニュアルまでありました。
　しかし各事業所で同様な不正が相次いだ背景や具体的な指示がどのように行われたかは明らかになっておらず、社長は記者会見で「誰かの指示で起きたとは考えていない」と答えています。
　これでは現場の責任にしているのと変わりませんよね。