JFEグループの第6次中期経営計画が発表されました。
JFEスチールの主な柱は
【連結経常利益】
2200億円/年
【研究開発費】
1100億円/3ヵ年
(対前中期実績+10%)
【粗鋼生産】
3000万tの安定生産
(JFEスチール単体)
【コスト削減】
1050億円/3ヵ年
【国内設備投資】
8500億円規模/3ヵ年 (対前中期実績+10%)
というものです。
職場では、若手社員の急増に技能継承もままならず、設備老朽化の中トラブルも多発しています。
労働災害もなくならず、昨年は死亡災害2件、休業災害18件でした。
今年も4月14日、福山地区で酸欠により21歳の青年が亡くなりました。2012年に千葉地区でも同様な事故で25歳の青年が亡くなったというのに、徹底した対策が講じられていないからです。
会社に責任ある対策を実行させ、作業基準書を守って作業できる要員を確保し、災害のない安全な職場をつくらなければなりません。
企業発展のためには設備投資も必要でしょうが、安全のための投資に、働く者の労働条件向上に、もっと「カネと人」を使ってほしいものです。
職場新聞の記事より
安全と労働条件向上にもっと 「カネと人」を
2018年5月28日