職場新聞の記事より

福島に焼却施設を建設

福島に焼却施設を建設

2018年5月28日

 JFEエンジニアリングは4月16日、環境省福島地方環境事務所から福島県・双葉町の災害廃棄物減容化処理業務受注したと発表しました。
 JFEエンジは福島県内で災害廃棄物の焼却減容化処理を進めており、葛尾村(日当たり処理能力200トン)、南相馬(同200トン×2炉)、伊達地方衛生処理組合(同130トン)、楢葉町(同200トン)で仮設焼却炉を建設し、現在まで廃棄物の処理を行っています。
 JFEエンジはこれまで培った豊富な経験とノウハウを最大限活用し、プロジェクトを安全かつ円滑・迅速に進めていく方針、としています。
 福島第一原発事故起因の指定廃棄物は、11都県に2017年9月末現在で総計20万トンが一時保管されており、うち福島県は33市町村に計17万2000トンです。
 放射能に汚染された廃棄物は、これからどれだけ発生するかわかりません。発生源のもとから絶たないとダメですね。その決め手はまずは「原発ゼロ」です。