京浜の高炉休止まであと1年となりました。
JFEスチールは、対象の社員に対し、第4回目の個別面談を行い、転勤先を内示しました。
面談を終えた多くの人が、転勤先の希望はかなわなかったようです。
内示された転勤先の変更はないということで、事態は深刻です。
遠隔地転勤を示された人は、「単身赴任しかないか」と悩む人、家族やことや持ち家のローンで困っている人、「西に行く気はない、高炉休止まで残っていて辞める」と言う若い人など、転勤に応じられない人がたくさんいます。
千葉地区への転勤も、試験設備が終了した後どうなるのか心配です。
関連下請け企業では「会社からは何も言ってこない」「うちの会社はなくなるんじゃないか」など、高炉休止に関する情報がまったく不十分で、事業の継続そのものが難しいうえ転勤先もほとんどなく、JFEスチールと行政による抜本的な支援が必要です。
6月閉鎖となったNKKシームレス鋼管では、リクルートによる就職支援を行っていますが、7月末で就職出来た人は半分くらいとのことで、特に年配者は厳しいようです。
JFEスチールは、雇用は守ると言ったのですから、関連下請け企業の事業継続とすべての労働者の雇用の確保に責任を持つべきです。
行政による1日も早い再就職支援の実施も求められます。
職場新聞の記事より
高炉休止まであと1年、転勤できない人への 再就職支援を!
2022年10月12日