職場新聞の記事より

パワハラが原因で自殺

パワハラが原因で自殺

2015年11月10日

面談

 日本では近年、メンタルヘルス(心の健康)に関連した労働災害が増えているそうです。
 たとえば、日本IBMは「人事制度改革で日本の毒味役になる」と公言している「ブラック企業」です。
 「ロックアウト解雇」を行ったり、「業績改善プログラム」と称して、過度なノルマを課して達成度評価の面談をくり返し、未達成を指摘する。労働者が自ら会社を辞めない限り延々と続きます。前回の「業績改善プログラム」の内容を思い出すと、夜も眠れなくなり出勤できなくなって、うつ病を発症するというものです。病気になっても容赦ない面談が行われます。実態は会社のいじめ、嫌がらせです。中には、逃げるに逃げられず遂には自殺するものまで出ています。
 日本IBMは極端な事例ですが、私たちのまわりでもパワハラが横行しています。気弱で相談できない人もいます。一人では解決できません。周りの仲間が気をくばってあげることが大切です。