職場新聞の記事より

歴史の真実に向き合い 平和外交に徹しよう!

歴史の真実に向き合い 平和外交に徹しよう!

2015年12月1日
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 第2次大戦後の国際秩序は日本とドイツとイタリアが行った戦争は侵略戦争だったという判定の上に成り立っています。
 1953年の日韓会談で日本側首席代表を務めた久保田貫一郎氏の有名な「久保田発言」(日本の朝鮮支配は朝鮮にとっても利益があったとする趣旨の発言)がありました。
 しかし植民地にされた人は、日本が支配しやすいようにやっただけだ、と反発しています。
 安倍首相は、戦後50年の「村山談話」、日本軍「慰安婦」問題で軍の関与と強制を認めた「河野談話」について、「全体として継承する」と言います。しかし、「植民地支配と侵略」「慰安所における強制」への反省など、その核心的部分を引き継ぐとは決して言いません。そればかりか、靖国神社の参拝に象徴されるように、「談話」の精神を裏切る言動を重ねてきました。
 平和安定を築く基礎となるのは信頼です。信頼がなければ心を開いた対話はできず、真の平和をつくりだすことはできません。
 そして信頼は歴史の真実に正面から向き合い、誠実かつ真摯に誤りを認め、未来への教訓とする態度をとってこそ得ることができます。
 どんな問題でも外交的解決に徹する、そのために憲法9条の精神に立った、平和の外交戦略を確立することこそ、いま日本に求められているのだと思います。