「ブラック企業」で一躍有名になった「ワタミ」に、2008年4月に入社した女性社員は、連日長時間残業を強いられて、6月に自殺に追い込まれました。
残業は、過労死の目安となる80時間を越えた140時間以上でした。過重労働で適応障害を発病し、労災認定され、遺族が損害賠償を求めていました。
昨年12月に、過労自殺裁判で和解が成立しました。
① ワタミ側は、渡辺社長の法的 責任を認める
② 1億3千万円を支払う
③ 謝罪して、再発防止に努める
④ 閉店後、始発電車までの待機 時間、自宅での自己学習やリポートの作成、新卒合同研修、ボランティア研修などの未払い賃金分を支払う
という画期的な内容でした。
渡辺社長は、ワタミグループの理念集で「365日、24時間死ぬまで働け」と明記していて、長時間労働を押し付けていました。
職場新聞の記事より
「ブラック企業」ワタミ過労自殺の責任を認める
2016年2月3日