門前ビラ

・・・青年が動けば社会は変わる・・・ ❃ ❃ 新入社員のみなさん、入社おめでとうございます! ❃❃

・・・青年が動けば社会は変わる・・・ ❃ ❃ 新入社員のみなさん、入社おめでとうございます! ❃❃

2016年4月14日

 夢と希望に胸をふくらませ、JFEスチール東日本製鉄所と関連会社に入社されたすべての新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。
 日本共産党京浜製鉄委員会は、東日本製鉄所で共に働く仲間として、みなさんの入社を心から歓迎します。
 家族や故郷、友達と別れ、環境も変わり不安もあるでしょうが、もう新しい仲間はできましたか。
 18歳選挙権の実施で、7月の参議院選挙から新入社員のみなさんは有権者となります。職場でも社会においても、主権者・国民として自覚ある生き方が求められています。

「早く仕事を覚え、一人前になりたい」

 鉄鋼業は、暮らしと経済の土台を支える重要な産業です。
 新入社員のみなさんは、この鉄鋼の職場で、「早く仕事を覚えて一人前になりたい」、と強く思っていることでしよう。私たちもそのために、力のかぎり応援したいと思います。
 しかし、職場は人が少なく、先輩たちは自分の仕事だけで精一杯で、新入社員や後輩に仕事も技術も伝えられない、と悩んでいます。
 今年1月13日には、腐食した床が抜け「墜落死亡災害」が発生するなど、労働災害が後を絶ちません。安全で安心して働ける職場をつくることが大切です。
 鉄鋼業の賃金は、製造業の平均にも達していないために、「賃金を上げてほしい」という要求は特に切実です。

職場のこと、政治のことを、koukou-syuukai
   自分の問題に引き寄せて考えてみよう

 職場では、「賃金を上げてほしい」「人を増やして」「危険箇所を補修してほしい」などの要求とともに、「政治や社会のことをもっと知りたい」という思いも強くあります。
 しかし、「余計なことに関心を持つな」「黙って働け」という、要求や悩みをなかなか口に出せない雰囲気があります。
  新入社員のみなさんが、要求や悩みなど、何でも話せる職場づくりが大切です。その要求や悩みに心を寄せる職場づくりがあってこそ、働きやすい職場になるのではないでしょうか。
 政治や選挙など「関心ない・興味ない」という声もあります。
 しかし、消費税が10%に値上げされれば、だれも10%からは逃れられません。
  戦争法、原発再稼動、米軍新基地建設、厚生年金の問題など、私たちの生活にかかわるすべてが、政治と深くかかわっています。
 職場のことだけでなく、政治や経済、選挙のことを、自分の問題に引き寄せて考えることが大切なのではないでしょうか。

声をあげれば政治も職場も変えられる

 いま全国津々浦々で、「戦争法廃止、立憲主義を取り戻そう」「政治は変えられる」「選挙に行こう」と、労働者、若者、学生、高校生をはじめ、ママ・パパ、学者・文化人など、多くの市民が声をあげています。
 おかしいと思ったことに声をあげることが当たり前の社会になっています。 
 会社の将来を背負って立つ新入社員のみなさんは、会社にとっても、社会にとっても宝なのです。
 新入社員のみなさん。
 いま私たち国民が主権者として声をあげ、選挙権を行使することで、政治を変え、願いがかなえられる時代に生きています。

 職場や寮で、仲間や先輩と大いに語り合い、豊かで充実した人生を共に歩みましょう。

2016.4