「内地人は殿様にて土人は下僕たり、内地人は横柄にて土人は謙遜なり…内地人は富み土人は貧し」これは明治政府の官吏が記した『沖縄見聞雑誌』の一部分です。力ずくで琉球を従わせた当時の様子がわかります。
派遣された琉球処分官の公文書からも明治政府の代表が現地の人びとを「土人」と称していました。
沖縄人にとって「土人」とは明らかな差別用語です。
大阪府警から派遣された機動隊員が沖縄・高江のヘリパッド建設に抗議する市民に、「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」。別の隊員は「シナ人」とも浴びせかけました。
これを大阪府の松井一郎知事は「表現が不適切だとしても大阪府警の警官が一生懸命職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」とツイッターに差別容認発言したことに抗議が殺到しました。。
沖縄の人たちをこんな呼び方をする26~29歳の青年がいることにおどろきました。警察で教育されたのでしょうか。許されるものではありません。
職場新聞の記事より
権力者の差別意識
2016年11月14日