職場新聞の記事より

「時短企業」認定?

「時短企業」認定?

2016年11月14日
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 大手広告代理店・電通の新入社員の高橋さん(当時24歳)過労自殺が労災認定されました。
 その電通に対して厚労省が「労働時間短縮」に取り組み、「法令違反がない」企業だと認定していました。
 認定していたのは、次世代育成支援法などに基づいて、労働時間短縮などに取り組む企業に対して、厚生労働大臣が認定する制度で、「安心して働ける企業」だとアピールすることができます。
厚労省は、07年、10年、15年と3回も認定しています。
 しかし、電通は、13年には男性社員が長時間労働による過労死と認定。14~15年にかけては東京本社や関西支社での違法な長時間労働があったとして労基署から是正勧告を受けていました。
 高橋さんが亡くなる前の昨年8月にも是正指導をうけ、認定など出せる企業ではないことは明らかでした。
 電通は自社のホームページで、「電通の基本思想は『人が最大の財産』である」と表明しています。「社員一人ひとりが心身の健康を保ち働きやすい環境を実現するための活動を行っています」といっていましたが、実態はまったく正反対の状況になっていました。