昨年の1月13日に起きた死亡災害から1年がたちました。
冷延工場では災害の風化防止のために災害報告書と工場長のコメントが配布され、朝のミーティングでは黙とうが行われました。
昨年の葬儀での挨拶文では「今まで良く頑張ったといって送ってやりたい」と最愛の子供に先に逝かれてしまった悲しみを表していました。
一周忌のこの日には、被災者の両親が現場を訪れ・・・
お父さんは、39歳で逝ってしまった息子さんの名前を繰り返し呼び、「そこを昇るな!戻ってこい!」と何度も何度も呼びかけ、お母さんは、好きだった料理を供え、被災地を手でなでられて、悲しみを新たにしていました。
冷延工場では昨年、タンク上部の蓋が腐食して踏みぬき、タンク内に転落する災害が発生しました。
奇跡的にかすり傷ですみましたが、重大災害になってもおかしくない災害です。
現場まかせの対策では災害はなくなりません。
職場新聞の記事より
悲しみを新たに 一周忌
2017年2月25日