職場新聞の記事より

バイト病欠 罰金徴収

バイト病欠 罰金徴収

2017年4月5日

 東京都武蔵野市にあるセブンイレブンの店舗で、オーナーが風で休んだアルバイトの女子高校生(16才)から、欠勤分のバイト代9350円を「罰金」として取っていたことが1月31日、分かりました。セブンーイレブン・ジャパンは全額を返金するよう店舗に指示しました。
 親会社のセブン&アイ・ホールディングスによると、高校生は1月後半、風邪のため2日で計10時間休みました。26日にバイト代を受け取りましたが、総額から10時間分が引かれていました。
 同店舗では以前から欠勤分のバイト代を給与から減額する独自のルールをオーナーが定めていたといいます。
 セブン&アイでは「減額は労働基準法違反に当たり、ペナルティーを科すこと自体も不適切。迷惑を掛け、申し訳ない。過去のケースについても調査し、問題があれば適切に対応します」と話していました。