職場新聞の記事より

加計学園疑惑の解明

加計学園疑惑の解明

2017年6月17日

3ルート

 安倍首相の「腹心の友」が理事長を務める加計学園は、2007~14年に獣医学部新設を15回も申請し、『獣医師は足りている』として、すべて却下されていました。
 ところが今年1月に、安倍首相が議長の国家戦略特区事業として、52年ぶりに獣医学部新設が認可されました。
 これに関し、「首相の意向」や「官邸の最高レベルが言っている」などの内部文書が発覚し、当事者であった文科省事務次官(当時)が、「首相周辺から文科省に圧力がかけられた」と証言しました。
 政府は野党やマスコミの追及に答弁を拒否。内部文書も「出所不明の怪文書」として「調査しない」と切り捨てました。しかし、政府の対応のあまりのひどさに、世論の轟々たる非難が起こり、追い込まれた政府は、内部文書の再調査を表明しました。
 これからが真相解明の本番です。内部文書の調査とともに、国会で、関係者の証人喚問、安倍首相が出席しての集中審議が必要です。