職場新聞の記事より

移転中止、築地再整備を

移転中止、築地再整備を

2017年6月17日

豊洲地下

 築地再整備か、豊洲へ移転かが都議選の大争点になっています。
 自民、公明は豊洲への移転を推進、民進は条件付き推進、日本共産党は移転中止・築地再整備を主張しています。
 小池百合子都知事の「都民ファーストの会」は、態度を示さないまま都議選に入ろうとしています。
 最大の問題は安全かどうか。発がん物質ベンゼンは環境基準の100倍、豊洲の汚染を基準以下にすることは都の専門家会議も断念。危険な所に移転はできません。
 移転派は、豊洲には6000億円つぎ込んだからというが、豊洲を続ければ毎年150億円からの赤字、60年後には一兆円の累積赤字になる、築地ならば最終的には黒字になると指摘されています。
 市場関係者は80%が移転に反対、「都は築地の老朽化対策を怠ってきた。築地の再整備で、80年の歴史がある『世界の築地ブランド』を守ってもらいたい」と語っています。