門前ビラ

新入社員のみなさん、入社おめでとうございます!

新入社員のみなさん、入社おめでとうございます!

2018年4月17日

─声をあげ行動すれば職場も政治も変えられる─

 期待と希望を胸にJFEスチール東日本製鉄所および関連会社に入社した新入社員のみなさん。日本共産党京浜製鉄委員会は、みなさんの入社を心から歓迎します。
 環境が変化するなかで、生活には慣れましたか。友達はできましたか。
 「18歳選挙権」が実施され、政治や社会について主権者として考え始めた人も多いのではないでしょうか。
 職場でも社会においても、自覚ある生き方が求められています。

「仕事を覚え、早く一人前になりたい」

 鉄鋼業は、暮らしと経済の土台を支える重要な産業です。
 新入社員のみなさんは、この鉄鋼の職場で「早く仕事を覚え一人前になりたい」と強く思っていることでしょう。私たちもそのために力の限り応援したいと思います。 しかし、職場は人が少なく、先輩たちは自分の仕事だけで精一杯で、新入社員や後輩に仕事も技術も伝えられないと悩んでいます。
労働災害も続発しています。新入社員のみなさんが、一日も早く仕事を覚え、安心して働ける職場にするためには、ゆとりある要員を配置し、作業基準書を守って作業ができる職場にすることが大切です。
 青年労働者のもっとも関心が高いのは賃金です。春闘で1500円の賃上げがありましたが、青年からは「学ぶにも遊ぶにも足りない」という声があがっています。

職場のこと政治や社会のことを自分の問題に引き寄せて考えてみよう人間らしく

 職場では、「もっと賃上げを」「災害のない職場を」「パワハラをなくしてほしい」などの要求とともに、「政治や社会のことをもっと知りたい・何とかしたい」という思いもあります。
 しかし、「余計なことに関心を持つな」、「忙しくて話もできない」と、要求や思いを口にできない雰囲気があります。
 新入社員のみなさんが、何でも話ができる職場にするには、新入社員の要求や悩み、思いに、職場のみんなが心を寄せられる余裕ある職場にすることではないでしょうか。
 また、「政治や選挙などあまり関心ない」という声もあります。
 しかし、国政私物化や公文書改ざん、憲法改悪、貧困と格差の広がりや「働き方改革」、地球温暖化や原発・エネルギー、核兵器の問題など、私たちの生活のすべてが、政治と深くかかわっています。
 職場のことだけでなく、政治や社会のこと、選挙について、自分の問題として引き寄せて考えることが大切なのではないでしょうか。

社会と向き合い、学び行動しよう!

 国政私物化、公文書改ざんなどウソとごまかしの安倍政権への怒り、海外での無制限の武力行使に道を開く自民党改憲案への不安が広がり、政治を変えようと若者が立ち上がっています。
 国民の怒りをさらに広げ、市民と野党の共闘をいっそう強め、列島騒然の状況をつくれば、安倍政権を倒して、新しい政治を実現することができます。
 日本共産党は、新入社員のみなさんといっしょに、職場内外の要求実現に力をつくすとともに、日本と世界のあり方について考えていきたいと思います。
 職場でも寮でも、仲間と大いに語り合い、豊かで充実した人生をともに歩みましょう。

2018.04