職場新聞の記事より

安全と労働条件向上にもっと 「カネと人」を

安全と労働条件向上にもっと 「カネと人」を

2018年5月28日

 JFEグループの第6次中期経営計画が発表されました。
 JFEスチールの主な柱は
【連結経常利益】
  2200億円/年
【研究開発費】提案
  1100億円/3ヵ年
  (対前中期実績+10%)
【粗鋼生産】
  3000万tの安定生産
  (JFEスチール単体)
【コスト削減】
  1050億円/3ヵ年
【国内設備投資】
  8500億円規模/3ヵ年   (対前中期実績+10%)
 というものです。
 職場では、若手社員の急増に技能継承もままならず、設備老朽化の中トラブルも多発しています。
 労働災害もなくならず、昨年は死亡災害2件、休業災害18件でした。
 今年も4月14日、福山地区で酸欠により21歳の青年が亡くなりました。2012年に千葉地区でも同様な事故で25歳の青年が亡くなったというのに、徹底した対策が講じられていないからです。
 会社に責任ある対策を実行させ、作業基準書を守って作業できる要員を確保し、災害のない安全な職場をつくらなければなりません。
 企業発展のためには設備投資も必要でしょうが、安全のための投資に、働く者の労働条件向上に、もっと「カネと人」を使ってほしいものです。