段ボール大手のレンゴー(本社・大阪市北区)は、来年4月から定年を現在の60才から65才に引き上げますが、賃金水準は引き下げず、また「役職定年」(一定の年令で管理職を外す)も設けません。これまでは、定年後に年収を約4割引き下げて65才まで再雇用していました。
労働組合と合意して8月末に発表、会社側は、「原則として59才時点の賃金水準から下げず、やる
気も引き出したい」と言います。今は再雇用中の人たちも、正社員化して、賃金も引き上げます。
JFEスチールでは、再雇用を希望する人たちは、原則65才まで今までの仕事を継続して働けますが、賃金は半分以下と極端に切り下げられます。
JFEもレンゴーに見習って、賃金を引き下げず、「やる気を引き出す」再雇用制度にしたら、再雇用者にとってはもちろん、JFEにとっても、ハッピーになるのではないでしょうか。
職場新聞の記事より
賃金を下げず 65才まで定年延長 レンゴー(段ボール大手
2018年9月28日