地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の発効を受けて、日本は2016年に閣議決定した地球温暖化対策の中に「2050年までに温室効果ガスを80%削減」という目標を盛り込んでいます。
JFEグループの17年度CO2排出量は6220万トンで16年度に比べ1%強増加しました。グループの排出量の99・85%を占めるJFEスチールの生産量が増えたことが原因です。
10月16日に開催された世界鉄鋼協会東京大会で、世耕経済産業大臣は挨拶し、その中で「鉄鋼業は多くの温室効果ガスを排出しており、これを抜本的に変えなければ、300年を超える歴史を持つ近代製鉄業が2050年、2100年にも続くとは言えない」とのべました。
まさに事業継続の前提条件は温室効果ガスの抜本的削減です。JFEグループは地球環境保全のパイオニアとして持っている技術を生かして、大いに力を発揮してほしいものです
職場新聞の記事より
CO2削減なしに 鉄鋼業は続けられない
2018年10月26日