JFEスチールの今年の休業災害は、18件(2019年6月20日現在)も発生しています。
そして、次のような悲惨な死亡災害が3件も発生しました。
○ 3月9日、倉敷、Bガス配管 ガス通し作業中、co中毒
○ 5月31日、福山、転炉ガス回 収設備マンホール開作業中、co中毒
○ 6月1日、倉敷、落骸回収作 業中、小型重機と接触
連合会の総括討論集会(6月11日~12日開催)では、
「緊急時に安全最優先が薄れてしまうことがある」
「ボトムアップの活動になって いないと感ずることもある」「繁忙感がある中で安全活動の 時間確保の難しさ、管理・監督 面の強化を指摘する声」があったといいます。
忙しく、余裕がなければ、安全意識は薄れ「生産第一」にならざるを得ません。
会社は、「ルールを守れ」というだけでなく、真の「安全管理思想」を確立し、ルール化し、実行・定着させなければ、災害はなくなりません。
その後も京浜地区の熱延工場で転落災害(6月29日)、千葉地区の熱延工場で挟まれ災害(7月20日)、いずれも休業災害と続いています。
職場新聞の記事より
真剣に労働災害なくせ
2019年8月10日