衆議院議員の任期を2年も残し、解散・総選挙となりました。
職場では、「暮れが押し迫る時期になんで解散だ」「何故いま選挙なんだ」と、解散・総選挙に戸惑いを隠せません。
この解散は、安倍政権が、自らの悪政の行き詰まりから支持率が下がるなか、「解散の時期を延ばせば延ばすほど追い詰められる、だから今やってしまおう」という党略的な思惑、つまり、あらゆる分野で安倍政権の暴走政治の矛盾が深まり、国民のたたかいに追い詰められての解散なのです。
集団的自衛権行使容認─「海外で戦争する国」づくりは、国民の5~6割が反対し、強い怒りが広がっています。
消費税を8%に増税したことが、日本経済を深刻な危機に突き落とし、日本経済が大破綻に陥っています。
原発再稼働の企ては、国民の運動によって追いつめられ「原発ゼロ」の状態が続いています。
名護市辺野古への米軍新基地建設に対しては、島ぐるみの怒りが広がり、県知事選挙では「オール沖縄」の力で、「新基地建設ノー」の審判を下しました。
首相は、雇用率が上がったといいますが、しかし、増えたのは、すべて非正規労働者です。2012年と比べて非正規雇用で123万人増加し、正規雇用は22万人減っています。
安倍政権の暴走は、どの問題をとっても国民多数の声に背く「亡国の政治」そのものです。
昨年の参議院選挙では、「自分で考えて投票する」と、自主的・自覚的に投票する組合員が増えました。
この選挙は、主権者・国民が、安倍政権の暴走政治ストップの審判を下し、政治を変える絶好のチャンスです。
職場新聞の記事より
暴走政権ストップの絶好のチャンス!
2014年11月30日