職場新聞の記事より

白馬岳山行き

白馬岳山行き

2016年8月29日

登山 白馬岳(しろうまだけ)に連れて行ってもらいました。
 栂池高原からゴンドラに揺られて降りたら1850mの山の上、そこから道と言ってもお尻のような岩の上を歩く(登る)のです。
 天狗原は湿原、休憩所も立派に広々と自然保護がされておりました。雨が心配される空だったのに山稜が見える天気に、写真、写真と、山の写真が撮れただけで「良かった、良かった」と。
 乗鞍ケルンの前では早くも記念写真、まだ初日ですが天気が心配なのです。
 「白馬大池山荘」は、2830mの山上の湖畔、魚影は見えないがきれいな水です。「さっき歩程40分とあったけどそんなにかかりそうもないね」と宿が見えると口も軽くなります。
 翌朝は5時半に歩きだし、10分も歩くと朝日が山を越えて祝福してくれます。もうみんなの心には雨の心配は消え、坂の途中では雷鳥もお迎えです。今は子育て中、小さいのがもぞもぞ、惜しいかな逆光です。稜線に出たらウワ―白馬、杓子・・・惜しげもなくその雄姿を後ろは青空。下の方には雪渓、足元にはお花畑、カメラ、カメラとおおはしゃぎ、歩きやすい稜線は昨日の道とは大違い。
 山頂に着いても「昼には早い」と山頂宿舎へ。小屋の好意「レストランで食事していいよ」と、「お湯を沸かすのはやっぱり外だよな」と、食べてるうちに「土砂降り」、長くも短いおしゃべり午後となり、夕焼けの時間には目が覚めず、星空を堪能しました。
 翌日は、明るくなるのを待って近くのご来光ポイントへ。
 後に剱岳の大きな山容、ご来光の左側には白馬岳、稜線にはたくさんの人が立っています。
 すごいお花畑の中を下ります。大雪渓はアイゼンをつけて下ります、アイゼンをつけている間にお猿さんは見えなくなり、私は、雪渓の下りで3回もこけました。
 白馬尻小屋ではテン?オコジョ?が姿を見せました。白馬駅近くのミミズクの湯で汗を流してと、天気に恵まれた幸運な山行でした。
 帰った翌日から3日ほど足痛に襲われました。無駄な筋肉を使っていたのでしょう。(岩田)