沖縄・高江の米軍北部訓練場のヘリパッド=オスプレイパッド(着陸帯)建設に反対する住民の抗議活動を取材中の記者が、機動隊に排除されたことが問題になっています。
機動隊員に2社の記者が記者章を示し、訴えたが解放されず、車の陰に押し込められました。
「報道の自由を侵害するもの」と、琉球新報と沖縄タイムスが抗議声明を発表しました。
新聞各紙も、「正当な取材活動への明らかな妨害行為だ」「報道の自由を侵害する行為で断じて許されない」と支持を表明しました。
また、各紙の分析は「背景には、沖縄県の民意を無視して工事を強行する政府の態度があった」「多くの人の目の届かないところで、政府は権力をむき出しにしている」「今回のヘリパッド移設計画では、説明も手続きも無視した政府の強引さが目に余る」政府の「力で押し切る手法」に警報を鳴らしています。
職場新聞の記事より
高江での記者排除
2016年10月20日