門前ビラ

第88回 メーデー万才

第88回 メーデー万才

2017年5月1日

 メーデー

第88回メーデーにあたり、京浜地区で働くみなさんに熱い連帯のあいさつを送ります。
 メーデーは、1886年5月1日、アメリカで「1日8時間労働制」を要求したゼネストを記念して、1890年5月1日から全世界でメーデー(労働祭)として始まりました。全世界の労働者が団結の力と国際連帯の意志を示す統一行動の日です。職場内外の要求実現をめざし、団結を固めましょう

災害のない職場、安心して暮らせる賃金・一時金を

 昨年のような腐食による痛ましい死亡災害は絶対に起こしてはなりません。老朽設備の補修など、会社に責任ある対策を実行させ、作業基準書を守って作業できる要員を確保して、災害のない安全な職場をつくりましょう。
 アベノミクスで実質賃金は下がり続け、わずかな賃上げはありましたが、鉄鋼業でも1997年をピークに年収で18万円も減少しています。
 一時金の生活基礎部分の120万円は、絶対に確保しなければなりません

長時間労働の解消・過労死根絶
―日本共産党が緊急提案―

 2015年度に過労死・過労自殺の労災認定が189件にのぼるなど、長時間労働・過労死の状況は悪化し続けています。安倍政権の「働き方改革」は、過労死水準(月100時間未満・年720時間)の残業時間を合法化し、残業代ゼロ制度の導入をめざすもので、長時間労働を固定化、悪化させる「働き方改悪」です。
 日本共産党は3月3日、「長時間労働を解消し、過労死を根絶するために―日本共産党の緊急提案」を発表しました。

緊急提案

すすむ共通政策づくり
野党と市民の共闘で「野党連合政権」をつくろう!

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)と日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党は、4月5日、共通政策への考え方をまとめ、これを土台に、共通政策具体化の協議をすすめていくことを確認しました。
 その骨子は次の通りです。
 ○ 安保法制廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、憲法改悪反対
 ○「原発ゼロ」、再生可能エネルギーの飛躍的増強
 ○ 就業前教育から大学までの原則無償化、子育て・教育への投資の劇的拡大
 ○ 残業代ゼロ法案阻止、長時間労働規制法の早期成立、最低賃金の大幅引き上げ
 ○ 国民皆保険制度を維持し、年金の最低保障機能を強化する
 さらに、緊急課題である「共謀罪」法案の廃案、森友学園問題での徹底追及でも共同し、連携することで一致しています。
 労働者の連帯で安倍暴走政治をストップし、労働者の要求を実現するために力を合わせましょう。

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2017