職場新聞の記事より

新規入場者

新規入場者

2015年9月10日

 冷延工場のタイト焼鈍職場は現在、焼鈍設備の更新工事が行われています。トンボ
 施工業者が多く入り機械の設置や制御系の準備がされていますがそのためにクレーンを使っての作業も必要になります。
 クレーンの運転は玉掛合図を見て操作しますが、合図もその人そのひとで個性があります。
 先日の施工業者の合図は個性はともかく、合図が明確でなく笛の音も聞こえずまいりました。
 もっと明確にと伝えましたが、休憩時間に指揮者と思われる人に、「玉掛けに慣れていないみたいですね」と聞いてみると「すいません。人がいなくて外から初めて入ってきた人ですので、つきっきりで見ていますのでよろしくお願いします」とのことでした。
 ヘルメットには新規入場者の表示がありました。最初は合図方法の表示板に行って、確認して合図している状態でしたが、少しずつ慣れて、笛の音も大きくなり合図らしくなってきました。誠実そうな人でしたが運転する側も勝手な判断で操作すると災害にも繋がるため慎重に運転しました。
 その場しのぎの要員確保ではなく、きちんと玉掛合図の出来る人を配置して欲しいものです。