職場新聞の記事より

入浴→失神(気絶)→溺死

入浴→失神(気絶)→溺死

2015年12月7日
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 入浴中に溺死という記事が新聞に載ることがありますが、入浴では、体温を平熱にキープするため熱を逃がそうと血管が拡がる→血管拡張(高血圧の薬の効果と同じ)によって血圧が低下→脳に酸素を運搬する血液の量が不足する→脳が酸欠状態でウトウトする(失神・気絶状態)→浴槽内に沈む→溺死、という最悪の可能性が起こりうるのです。
 普通は顔が浴槽内に沈むと「危ねえ!」と思って姿勢を起こしますが、極端に睡眠不足だったり、お酒を飲んだ後に入浴すると、「睡魔+失神」の方が起きようとする力を上回って「浴槽内で溺死」となります。
 1日の仕事を終えてリラックスするために、ゆっくり入浴して「ああいい気持ち!」と感じますが、実際は、血管もリラックス(血管拡張)して、血圧が低下し、脳に十分な血液を送れない状態になっているのです。
 子供がお風呂でウトウトする姿に幸せを感じているつもりが、「赤ちゃん酸欠失神寸前」という可能性も否定できません。
 特に入浴中の浴槽内での死亡は高齢者に多い傾向があります。
 ○ 温度は38度~41度 ○ 入浴時間は15分程度 ○ 高血圧の人は半身浴 ○ 飲酒後には入浴しない ○ 深夜・起床後2時間は入浴しない ○ コップ一杯の水分、などに注意することを医師は指摘しています。