職場新聞の記事より

年金改悪法

年金改悪法

2016年12月5日

 受給資格期間を25年から10年にするー年金受給資格期間短縮法は消費税増税と絡んで待たされましたが、施行がきまりました。
 同時に、公的年金の改定ルールを大改悪する「年金カット」法案(国民年金等改定案)を審議中でした。
(1)物価が上がっても賃金が下 がれば賃金に合わせて年金も下 がる
(2)年金削減の仕組みで、物価 下落時などに削減し切れなかっ た分を翌年度 以降に持ち越 す制度の導入 ―など。
 物価が上がれば年金も上がるという、これまでのルールを変えて、新たな削減に踏み込むものです。
 これまでは賃金がマイナスでも、年金額は据え置いてきたものを、今回の法案は、物価がいくら上がっても「賃金が下がったら年金を下げる」というものです。
 高齢化社会は進行中、団塊の世代が高齢者の仲間入りを始めています。働き続け、やっと自由な時間を持てる年金者の仲間入りをしたと思ったら、年金額の更なる切り下げではたまりません。
 「ふざけんな!俺たちが積んできた年金だ、約束通りに支払うのが当然じゃないか!」