ホッチキスの「マックス」の箱の裏面には「ホッチキス針は古紙再生工程で支障ありません」の文字が書かれています。
製紙会社によれば「再生紙を製造する過程で除去する工程があるので、そのままでも問題ありません。しかし、できる限り外していただいた方がありがたいです」とのことです。
再生過程では、水とともに古紙を溶きほぐして繊維状にし、除去装置を複数組み合わせて、異物やインク粒子などを取り除いているので、多くの場合は支障がないようですが、古紙回収業者は「ホッチキス針を外す、外さないが注目されるということは、リサイクルに対する意識がそれだけ高いということの表れだと感じます」。
古紙再生促進センターは「粘着物のついた封筒」「裏カーボン紙」「感熱紙」などが混ざると「紙を作る上で重大な障害が起こります」として注意を呼びかけています。
職場新聞の記事より
ホッチキスの針 外さないまま古紙回収
2017年1月20日