門前ビラ

野党と市民の共闘で政治は変えられる!

野党と市民の共闘で政治は変えられる!

2017年2月24日

なぜ野党共闘が必要か!野党結束

 2015年9月19日、安倍政権は憲法を無視して安保法制=戦争法を強行しました。 いま戦闘が続く南スーダンでは、自衛隊員が「殺し殺される」危険に直面しています。
 さらに安倍首相は、憲法を改悪して、「国防軍」を保持し、国民の自由や人権を制限することまで狙っています。
 アベノミクスは、大企業や富裕層の富を増やすだけで、労働者の実質賃金も家計消費も減りつづけています。
 原発再稼働や沖縄新基地建設、年金カット法、TPP協定・関連法、カジノ解禁推進法の三大悪法の強行は暴走政治の極みです。
 安倍政権は、戦後最悪の政権です。 このような内閣は、1日続けば、その分だけ、日本に災いをもたらします。
 安倍暴走政治をストップするには、野党共闘がどうしても必要です。

すすむ野党と市民の共闘!

 安保法制に反対するたたかいを通じて、新しい市民運動がわき起こり、市民連合へと大きく発展しています。
 昨年の参議院選挙では、全国すべての1人区で野党統一候補が実現し、11の選挙区で勝利しました。
 10月の新潟県知事選挙でも、「原発再稼働反対」を掲げた野党統一候補が圧勝しました。
 1月の日本共産党大会では、初めて3野党(民進党、自由党、社民党)と沖縄の風の代表があいさつし、マスコミの注目を集めました。
 野党4党は、国政選挙でできる限りの協力を行い、安倍政権打倒をめざすことで合意し、安倍政権と対決する政治的内容として、次の4つの柱を確認しています。
① 安保法制を廃止し、立憲主義を回復する
② アベノミクスによる国民生活破壊、格差と貧困を是正する

③ TPP(環太平洋連携協定)や沖縄問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない
④ 安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する

「大義」を掲げ「本気の共闘」をすすめれば、総選挙に勝利できる!

 「綱領・理念・政策の違うものとは共闘できない」という声がありますが、国民の切実な願いにこたえて、当面する一致点で協力することは、政党間の共闘の当たり前の姿です。
 野党は共闘しなければ選挙に勝てません。
 野党4党は、次期総選挙に向けて、共通政策づくりと候補者調整で合意しています。
 野党と市民が共闘し、国民の願いにこたえる「大義」を掲げ、「本気の共闘」をさらにすすめ、295の小選挙区すべてで野党統一候補を実現し、どういう政権をつくるのかを示すことができれば、総選挙に勝利し、安倍政権を打倒することは十分に可能です。

2017.2