いま、川崎市の臨海部で巨大な橋の建設が次々に具体化されています。
市議会の論戦では「市民生活にとって必要性がない」ことが明らかになり、環境破壊も問題になっています。
2つの埋立地を結ぶ臨港道路・東扇島水江町線は全長約3km、事業費540億円の川崎市内最大級の橋を架ける計画です。
このほど港湾局は橋の長さを「延伸」するなど計画を見直し、当初より5年遅れる(2023年完成予定)と発表しました。
もともと「国際コンテナ戦略港湾」政策の一環でコンテナ輸送が大きな目的ですが、川崎港のコンテナ取扱量の過大予測が前提となっています。
「災害時の避難路」「海底トンネルの渋滞対策」など市当局がもちだした理由も破綻しています。
前市長よりも熱心に進めているのが福田市長です。
こんな税金の使い方は許せません。
職場新聞の記事より
市民生活に必要ない 540億円の橋の建設
2017年2月25日