安倍首相は3日、第3次安倍改造内閣を発足させました。
この改造は、東京都議選で自民党は「安倍政治ノー」の強烈な審判を受けて歴史的大敗北を喫しました。仙台市長選挙でも、自公が推す候補者が野党と市民の統一候補に破れ、支持率が急落するなど追い込まれたもとでの内閣改造です。
「森友」「加計」学園疑惑をめぐる国政の私物化と南スーダンPKO派遣部隊の「日報」隠ぺい問題について、「国民のみなさまから大きな不信を招く結果となった。改めて深く反省し」と頭を下げましたが、「反省」の中身は何も語りませんでした。
支持率急落の原因は、国民の声に耳を貸さず、都合の悪いことを追及されると声を荒げる安倍首相の横暴な姿勢そのものにあるのですから、内閣改造で大臣の顔ぶれを変えたところで、安倍首相が居座り続ける内閣であることに変わりありません。
多くの国民が求めているのは、閣僚の首のすげ替えではありません。
安保法制=戦争法や「共謀罪」を強行し、秋の臨時国会に「憲法9条に自衛隊を明記」する自民党改憲案を提出し、憲法を根こそぎ破壊することを狙っている安倍首相自身の退場、安倍政権の打倒です。
野党と市民の共闘をさらにすすめ、安倍政権を打倒し、解散・総選挙に追い込むために、国民・労働者が力を合わせる時です。
職場新聞の記事より
国民が求めているのは 安倍首相の退場!
2017年8月28日