職場新聞の記事より

巻き込まれ災害

巻き込まれ災害

2018年2月27日

 年明けの1月7日に千葉地区の第一冷延工場でロールに巻き込まれる災害が発生しました。
 圧延ロールにショットブラストという加工をする作業で、ロールに油汚れがあったためタオルでふき取りをしている時、左腕をロールとロールのあいだに巻き込まれた災害です。
 本来は寸動操作でライン外から点検し、油汚れのふき取りは条件設定して行うものです。
 繰り返される巻き込まれ災害ですが、万が一にもライン内に立ち入ったらロールが停止するような設備改善が必要です。
 新日鉄では、安全3ヵ年計画で、ラインを構成する自動運転設備を柵で囲み、設備を停止しないと柵のドアが開かないインターロックを取り付け、稼動中の設備に近づけないように改善が計画されています。